和歌山県橋本・伊都地方は4月11日、まさに今は、「冴え返り 冴え返りつつ 春半ば」(西山泊雲=にしやま・はくうん)で、これまで寒さを繰り返しながら、「きょうは暖かいな」と思ったら、なんともう春半ば。 橋本市隅田町中島の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」の空には、早くも色鮮やかな〝鯉幟ファミリー〟が… 続きを読む
日本の家を飾る欄間(らんま)や額(がく)に、美しい絵模様をあらわす紀州高野組子細工「きのくに・ちぎれはめ込め技法」を編み出した木工芸家・池田秀峯(いけだ・しゅうほう=本名・秀孝)さん(66)=和歌山県橋本市東家=が、厚労省の〝ものづくりマスター〟に認定され、さらに公益財団法人・明治安田クオリティーオブライ… 続きを読む
和歌山県九度山町の紀の川に注ぐ紀伊丹生川で、約100匹の鯉幟(こいのぼり)が、春風にひるがえり、今、開催中の「第7回人形めぐり」の観光客の心を潤している。 これは、九度山町商工会青年部などでつくる「九度山 I LOVE 運動推進会」の会員らが、各家庭で不要になった鯉幟を収集。その鯉幟を吊るしたロープ… 続きを読む
奈良時代の女性史のヒロイン・中将姫伝説で名高い和歌山県橋本市恋野の似賀尾池(にがおいけ)周辺で、ミツバツツジ(三葉躑躅)が自生し、薄紅色の花を咲かせている。 恋野区はその昔、中将姫が隠れ住んだと言われる山里で、似賀尾池は中将姫が観音様を祀った〝中将が森〟から、南斜面の車道を約1キロ登ったところ。松林や… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方は4月7日、絶好の花見日和に恵まれ、紀の川南側の国城山(くにぎさん=552メートル)は、大勢の〝花見ハイカー〟で賑わった。頂上の国城神社の世話役・岩橋亮治(いわはし・りょうじ)さん(69)は「15年前の台風で、国城山の木々が、ほとんど倒れてしまい、その丸裸の山に植えた桜並木が、今、見… 続きを読む