3月3日の〝桃の節句〟を控えて、和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園内にある生活学習施設「松林荘(しょうりんそう)」の座敷に、市民から寄託・寄贈された〝6基の雛壇(ひなだん)〟が初めて飾られた。橋本市教委の奥裕香子(おく・ゆかこ)学芸員は「とても素敵なお雛さまばかり。ごゆっくりご覧ください」と勧めている。入… 続きを読む
自然農法を実践している和歌山県橋本市恋野の中山隆士(なかやま・たかし)さん(59)の畑で、今、健康的な「ブロッコリー」が収穫され、産直市場などに出荷されている。中山さんは「自家製の有機肥料を使うので、安心安全と皆さんに喜ばれています」と言っている。 中山さんは自宅周辺の田畑(約2000平方メートル)で… 続きを読む
日本の伝統芸能・人形浄瑠璃(じょうるり)が、明治・大正時代、和歌山県橋本市学文路で、大きく花開いた素敵な民俗史――。元・学文路郵便局長で俳人の岩橋哲也(いわはし・てつや)さんは、2月11日、その郷土史を「ふるさと再見市民講座」で講演する資料をまとめた。岩橋さんは「とくに橋本市民には、娯楽が少ない時代、庶… 続きを読む
農産物の地産地消や、食文化の伝承に貢献したとして、和歌山県橋本市向副の元同市生活研究グループ連絡協議会長・松井カヨ子(まつい・かよこ)さん(71)=が、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から和歌山県農林水産業賞(地域部門)を受賞した。個人で同賞をただ1人受賞した松井さんは、「橋本地方には素敵な農産物、貴重な郷… 続きを読む
今冬一番とみられる大寒波が南下する中、高野山麓の和歌山県橋本市は、立春から5日目の2月9日未明、最低気温マイナス2度と冷え込み、珍しい乾雪(かんせつ=水分の少ない、さらさらした雪)が降り積もって、郷土全体に白い粉をまぶしたような銀世界が広がった。 橋本市東家の愛宕山付近から、東方を眺めると、紀の川南岸… 続きを読む