名高い柿の本場、和歌山県橋本・伊都地方で4月13日、無数の柿若葉が色づきはじめ、弘法大師・空海や戦国武将・真田幸村も眺めたであろう九度山町の雨引山(あまびきやま)は緑一色におおわれ、眩いばかりの自然絵巻が繰りひろげられた。 ここは九度山町の世界遺産・慈尊院の南西に聳える雨引山(あまびきやま)。同院か… 続きを読む
青空に羽毛(うもう)のような雲が浮かんだ4月12日、高野山麓・橋本地方では、たんぽぽが無数に咲きほこり、春風が波のように寄せると、たんぽぽの穂綿(ほわた)が夢のように飛翔して、世界に冠たる風景を繰りひろげた。 この日、橋本市隅田町河瀬の高台に立つと、あぜ道など田畑の周辺では、目の覚めるようなたんぽぽ… 続きを読む
春光に恵まれた4月11日、和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生・晃市(こういち)宮司=で、桜が満開になり、大勢の参拝・観光客が弁柄色の輪橋を渡り、心を和ませていた。同神社では4月14日(日)、御祭神に供花して、春の訪れを寿ぐ「花盛祭」が繰りひろげられる。 同神社は弘法… 続きを読む
暖かい春風をいただいた4月10日、和歌山県かつらぎ町丁ノ町のかつらぎ公園・平和祈念像わきの噴水池では、爽やかな水がまばゆく噴きあがり、訪れた家族連れらは目をぱちくり。子どもたちは遊具設備で遊んだ後、お母さんに見守られながら、噴水に両手を浸して大はしゃぎ、平和祈念像も「楽しいね」というようにほほ笑ん… 続きを読む
和歌山県橋本市賢堂の世界遺産・黒河道(くろこみち)入口にある、高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)=生地清祥(おんじ・せいしょう)住職=で、花吹雪(はなふぶき)の去った4月9日朝、満開の藪椿(やぶつばき)やヒマラヤ雪の下の花々は、無数の桜の花びらを浴びて、日本の四季の素晴らしさを繰りひろげた。 この日、高… 続きを読む