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「立秋」の風♪~百日紅・飛行機雲・幸村の旗…

和歌山県橋本・伊都地方は、「立秋」の日の8月7日、日差しは依然つよく、最高気温も30度ラインを超えたが、やや強い涼風が吹いて、暦の上とはいえ、初秋の気配を感じさせた。
午前は羊雲(ひつじぐも)など、はっきり見えるほど、青空が晴れわたり、蟻のような小さな機影がすすむにつれて、二筋の飛行機雲が生まれる。盆間近の地上では、人々が墓地の草引きをしたり、丁寧に墓を洗ったりして汗を流し、花を供えた。
橋本市北馬場の橋本市民プール前の百日紅(さるすべり)並木は、紅白の花が満開。通路沿いの76本は夏から秋にかけて、百日間も咲き競い、カラフルな浮き輪をかかえた子供たち家族を次々迎えて、プールからは「冷たーい」と、可愛い歓声が溢れてくる。
大河ドラマ「真田丸」放送でスポットライトを浴びる真田幸村(信繁)ゆかりの九度山町は、「真田のみち」(九度山商店街)も、真田ミュージアムも、道の駅「柿の里くどやま」も大賑わい。まだまだ炎昼とはいえ、不思議に強い涼風が吹いて、まちの至る所で見られる「幸村の里」の六文銭の〝赤備えの旗〟が、音を立てて風になびく。
紀の川の浅瀬では、3人の釣り人の影と、絶え間ない細波(さざなみ)。長い竿が上下して、時たま鮎(あゆ)の銀鱗(ぎんりん)がはねる。
近くの弘法大師・空海の御母堂(ごぼどう)を祀る女人高野別格本山「慈尊院」では、境内の噴水が高く水を噴き上げて、安念清邦(あんねん・せいほう)住職が、訪れる大勢の参拝・観光客に笑顔で対応していた。
この日から、挨拶状は「暑中」ではなく、「残暑お見舞い申し上げます」となり、お盆を過ぎても「秋とは名のみ、まだまだ…」と書き、やがて「いよいよ秋本番」という言葉が使えるようになる。
写真(上)は橋本市民プール前で満開の百日紅並木。写真(中)は青空にくっきり飛行機雲。写真(下)はやや強い涼風にはためく「幸村の里」の旗の波。

更新日:2016年8月8日 月曜日 00:03

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