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「真田丸」ラッピング列車・出発式~JR橋本駅①

NHK大河ドラマ「真田丸」・戦国わかやまラッピング列車の出発式・公開セレモニーが3月1日、和歌山県橋本市のJR橋本駅と高野口駅で開かれた。同列車は12月までJR和歌山線を運行する予定で、幸村ファンや鉄道マニアを喜ばせている。
このラッピング列車(105系)は2両編成で、橋本市側の1両の車体は、全体的に〝真田の赤備え〟彩色で、「真田信繁(幸村)が隠棲した九度山・高野山へ」と書き、大河ドラマ「真田丸」の主人公・信繁役の堺雅人さんの武将姿や、幸村が閉居した高野山・蓮華定院や真田家の家紋・六文銭を表現している。
和歌山市側の1両は、全体的にブルーで、「紀州徳川家ゆかりの地を訪ねて和歌山へ」と記し、和歌山城や紀州東照宮などを描いた。この図柄は「信繁の大坂城出陣」の雰囲気を持たせたという。
この日、同ラッピング列車が停車中の、橋本駅2番ホームで行われた出発式には、主催者のJR西日本和歌山支社の川井正(かわい・ただし)支社長や同駅の岩田芳和(いわた・よしかず)駅長、来賓として橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や九度山町の岡本章(おかもと・あきら)町長、伊都振興局の古田雅昭(ふるた・まさあき)局長、橋本商工会議所の畑野富雄(はたの・とみお)会頭らが出席。
川井支社長は主催者挨拶で「きょうは旧・橋本市、旧・高野口町が合併して、ちょうど橋本市制10周年。皆さんと協力し、住んで、訪れて、働いてよかったまちづくりに尽力したい」と誓った。
来賓挨拶で平木市長が「橋本は信繁ゆかりの九度山への中継地点であり、おもてなしの心を大切に観光客を迎えたい」と話せば、岡本町長は「JR橋本駅は南海・九度山駅かと間違うほど信繁の旗が棚引き、難波駅の階段も〝真田の赤備え〟で真っ赤。橋本も九度山も一緒に頑張ろう」と訴え、古田局長は、「3月13日の真田ミュージアムオープン」を讃えるとともに、「歴史・文化の良さもアピールしたい」と強調した。
和歌山大学・吹奏楽団が演奏、手作甲冑(てづくりかっちゅう)紀州九度山真田隊」の梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長のホラ貝の合図により、10人がテープカットで祝った。
畑野会頭は「6月1日には近畿商工会議所・女性会連合会総会が橋本市で開かれます。近畿一円から大勢の女性たちが来てくれるので、幸村の里の素晴らしさを知っていただきます」と話していた。
「真田丸」ラッピング列車出迎え式~JR高野口駅②へ続く。
写真(上)はNHK大河ドラマ「真田丸」ラッピング列車の発車式テープカットで祝うJRや橋本市、九度山町、県関係者。写真(中)は発車式を盛り上げた和歌山大学・吹奏楽団=橋本駅から高野口駅への同ラッピング列車内で。写真(下)は真田信繁(幸村)役の堺雅人さんの武将姿が輝くラッピング列車。


更新日:2016年3月1日 火曜日 23:01

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